【大阪】ご飯の上にペペロンチーノ 谷町周辺では「ペペ飯」が独自メニューとして人気に
1:シャチ ★:2016/10/11(火) 02:32:12.70 ID:CAP_USER9.net
ご飯の上にペペロンチーノ――!?。
ダイエットでは何かと敵視されがちな炭水化物だが、そんな世評もどこふく風で、大阪市中央区谷町周辺では、炭水化物に炭水化物を重ねた独自メニューが人気を呼んでいる。その名も「谷町ペペ飯めし」。新名物で谷町の夜ににぎわいをと、3年ほど前から毎月11日を「ペペ飯の日」として、周辺の複数の飲食店がそれぞれの品を提供しており、現在、参加店は10以上にまで広がっている。
ペペロンチーノは唐辛子、ニンニク、オリーブ油のスパイシーなソースに絡めたパスタ。ぺぺ飯は、丼に盛ったご飯の上に豪快にパスタを載せる。カツ丼のように具と白米を一緒に口に運ぶのでなく、まずパスタを味わい、その後、お茶漬けのようになったご飯を食するという趣向だ。
考案したのは、居酒屋「和魂ほむら」を経営する黒田洋一郎さん(45)。府庁や府警を始めオフィスビルが立ち並ぶ谷町周辺は昼間は多くの人でにぎわうが、夜間人口は少ない。福島や裏なんば、天満などが新たな人気スポットとして注目される中、夜の谷町にも人を呼び込む方法はないかと知恵を絞った。
きっかけは、黒田さんが以前、別の飲食店で働いていた時に作ったまかない飯だった。若い頃、日本料理店で修業した黒田さんはだし汁に強いこだわりがあり、通常よりソースの多いペペロンチーノを作ったところ、若い従業員が残った汁にご飯を交ぜ、おいしそうに食べた光景が脳裏に残っていた。
15年ほど前に独立して自分の店を構えたが、このソースの多いペペロンチーノは人気メニューに。
しかも残ったソースに追加注文したご飯を交ぜる人が多かったため、10年ほど前からぺぺ飯を正式にメニュー化した。
口コミでぺぺ飯の評判が広がり、黒田さんが周囲の飲食店に「ぺぺ飯」での共同キャンペーンを呼びかけると、レストランや中華料理店でも協力してくれる店が出てきた。
現在は共通メニュー化に向け、ルールを設定している。
〈1〉多めにだしを加える
〈2〉パスタは二つ折りにする
〈3〉梅干しを載せる
〈4〉白ご飯を必ず下に敷く
の四つでこのルールさえ守れば、アレンジは自由だ。
(以下ソースで)
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161007-OYT1T50059.html
画像 黒田さんが作るペペ飯。梅干しや大葉が載ってパスタはさっぱり味だが、だしの利いたスープにご飯もすすむ
「ぺぺ飯で谷町の夜を盛り上げたい」と語る黒田さん(大阪市中央区谷町で)