【国際】ブルキニより強烈? 顔も覆う「フェイスキニ」、中国で人気
1:たんぽぽ ★:2016/09/02(金) 14:39:09.35 ID:CAP_USER9.net
http://www.cnn.co.jp/fringe/35088464.html?tag=top;mainStory
(CNN) フランスではこの夏、全身を覆うイスラム教徒女性向けの水着「ブルキニ」の着用が禁止されて物議を醸している。中国・山東省の青島に住むある女性(58)もこの措置を「まったくわけが分からない。ビキニを禁止するならいざ知らず」と一蹴する。
それもそのはず、中国の東部、特に青島ではここ数年、「フェイスキニ」が人気なのだ。フェイスキニは伸縮性のある生地で作られた、頭から首全体をぴったりと覆うプロレスラーのマスクのようなもの。目と鼻、口のところには穴が開いていて、結んだ髪を外に出す穴が後頭部についているケースもある。全身を覆う水着とセットになっているものも多い。
前述の女性は「10年近くフェイスキニを愛用している」と語る。夏の間はほぼ毎日、ビーチに足を運ぶというこの女性は「水に入ると落ちてしまう日焼け止めを塗るよりいい。このあたりの水は冷たいことが多いから、体を暖めてくれる点でも快適だ」とその利点を説明する。
フェイスキニの考案者だというチャン・シーファン氏は中国の大手ショッピングサイト「タオバオ」で2007年からフェイスキニを売っているという。元々はクラゲに刺されるのを防止するための水着だった。
「日焼け防止は2つ目の効能だったが、現在では一番の売りになっている」とチャン氏は言う。
この夏だけで2万着以上が売れたという。購買層の中心は色の白い肌を大切にする昔ながらの価値観をもつ中年女性だ。
もっとも、話題のブルキニと違って海外での売れ行きはかんばしくない。
チャン氏は「製品の写真がインターネットで評判になったあと、海外への売り込みも図ったけれど不発だった。オーストラリアや香港、台湾から少数の注文があっただけだ」と述べた。
中国の伝統的な京劇をモチーフにしたラインナップも